Column

美しくても機能が損なわれてはなりません

美しくても機能が損なわれてはなりません。
機能に問題がなくても、美しさを損ってはなりません。

愛和美容クリニックの理念はすべての治療に一貫して、
医師として扱いうる老化した皮膚、皮下組織、筋肉組織などを
出来る限りあるべき姿に近づけて、皆さんが本来お持ちの
生き生きした表情を取り戻すお手伝いをすることです。

皮膚は皮下脂肪の状態、筋肉の走行によって、
人それぞれ独特の表情を見せてくれます。
そのバランスが微妙なバランスの上に成り立ってこそ、若々しく輝くのです。

私は決して奇をてらったような表情は作りません。
一番簡単に張りを出せる方向と表情筋の走行は異なります。

顔を動かさない、つまり
無表情のままで過ごす方なら構わないのかも知れませんが、
表情筋の走行に沿ったリフト以外違和感のある顔付きになってしまいます。

そしてそういうフェイスリフトを行うクリニックがほとんどなのです、
パンフレットや広告などの静止画では判別出来ないでしょうが…。

次に、耳は耳珠(耳の前の高まり)、
耳垂(耳たぶ)も含めて一つの塊でなければ、不自然なのです。

世界的に傷痕が見えないことを合言葉に耳珠の裏側に切開を加え、
耳垂を丸みを持たせずに分断する切開法が流行っていますが、
術後の皮膚緊張で傷痕は耳珠の前に出て来てしまいますし、
耳垂もパズルの1ピースのような異様さを呈するので、私は絶対に行いません。

それから耳垂の付け根に多少なりとも緊張を加えて
顎のラインの皮膚と縫合することも絶対にしません。
なぜなら耳垂は顔の皮膚の緊張とは別の次元で
浮いていると考えるべきものだからです。

そして耳珠の前の傷痕が目立つことは有り得ないのです。
目立つのは表情筋の走行に沿わない、横(水平)方向の引き上げに徹する
昔ながらの皮膚だけの引っ張りに頼るフェイスリフトを行っているからなのです。

正しい医療というものは多数決で決まるものではありません。

…あの人、張りがあるけどなんか変…と気になったら…、
そういうことなんです。